妊娠中の不調、こんなことで困っていませんか
「妊娠中は痛くても仕方ない」「薬が使えないからがまんするしかない」「整体は怖くて受けられない」——妊娠中の患者さんから、私たちは毎日のようにこの言葉を聞きます。
でも、妊娠中の体のケアは“必要”であり、方法を選べば“安全に行えるもの”です。まずは、いまのあなたに当てはまるものがないか確認してみてください。
- つわりや胃の不快感で、食事も家事もままならない
- 腰やお尻がズキズキして、寝返りのたびに目が覚めてしまう
- 太ももの裏やお尻から足にかけて、しびれや痛みが走る(坐骨神経痛)
- 逆子と診断されて、このまま帝王切開になるのではと不安
- 妊娠前より呼吸が浅く、少し動いただけで疲れやすい
- 足のむくみや冷えがつらく、夕方には靴がきつくなる
- 恥骨のあたりが痛くて、歩くのも一苦労
一つでも当てはまるなら、それは「体からの声」です。妊娠中に起こるこうした不調の多くは、体の構造が短期間で大きく変化することに、体がまだ追いついていないサインです。
この記事では、なぜ妊娠中にこうした不調が起こるのかを、骨盤・横隔膜・内臓・坐骨神経といった体の仕組みまで掘り下げて解説します。そのうえで、青葉台のネイチャーボディ鍼灸整体院が妊婦さんのマタニティ整体で実際にどこを診ているのか、自宅でできる安全なセルフケア、そして必ず医療機関を優先すべきサインまでお伝えします。妊娠中だからこそ、正しい情報から選んでいただきたいと思っています。
なぜ妊娠中の体はこんなに不調が出るのか——骨盤・横隔膜・坐骨神経のつながり

ここがこの記事の心臓部です。妊娠中の腰痛・坐骨神経痛・つわり・逆子は、一見バラバラの症状に見えて、実は「骨盤が開く」「内臓が押し上げられる」「靭帯がゆるむ」という3つの変化が連鎖して起きています。順番に掘り下げます。
骨盤が開き、仙腸関節と腰椎に負担が集中する
妊娠が進むと、赤ちゃんが産道を通れるように骨盤が少しずつ開いていきます。骨盤は左右の寛骨と、真ん中の仙骨が組み合わさってできていて、寛骨と仙骨のつなぎ目を「仙腸関節(せんちょうかんせつ)」と呼びます。この仙腸関節は、もともとほとんど動かないように、強い靭帯でがっちり固められている関節です。
ところが妊娠中は、後で述べるリラキシンというホルモンの影響でこの靭帯がゆるみます。すると、本来は動かないはずの仙腸関節が不安定になり、上に乗っている腰椎(腰の背骨)がその不安定さを補おうとして、余計に働くことになります。
さらにお腹が前にせり出すことで、体の重心が前方へ移動します。前に倒れないように、多くの妊婦さんは無意識に上半身を後ろへ反らせてバランスを取ります。この「反り腰」の姿勢が続くと、腰椎の後ろ側(椎間関節)と、腰の深いところにある腰方形筋・脊柱起立筋が常に緊張し、腰痛につながっていきます。
つまり妊娠中の腰痛は、「腰そのものが弱い」から起きているのではなく、
骨盤が開く → 仙腸関節がゆるんで不安定になる → 腰椎が代償する → 反り腰で筋肉が緊張する → 腰痛
という連鎖の結果として現れているのです。腰だけをほぐしても翌日に戻ってしまうのは、この連鎖の上流にある骨盤の不安定さが変わっていないからです。
お尻の奥で坐骨神経が締めつけられる——深殿部の問題
妊娠中の坐骨神経痛は、この骨盤の変化とさらに深く関わります。坐骨神経は、腰からお尻の奥を通って足先まで伸びる、体の中で最も太い神経です。
お尻の深いところには、梨状筋(りじょうきん)をはじめとする複数の筋肉があり、坐骨神経はこの筋肉のすき間を通り抜けています。骨盤が開いて左右のバランスが崩れ、片側のお尻の筋肉が過度に緊張すると、そのすき間を通る坐骨神経が締めつけられ、お尻から太ももの裏、ふくらはぎにかけて、しびれや痛みが走ります。この「お尻の奥での神経の締めつけ」は、深殿部症候群(しんでんぶしょうこうぐん)という枠組みで整理されています。
実際、坐骨神経痛の原因を調べた研究では、椎間板由来のものが最も多い一方で、お尻の筋肉など背骨の外側で神経が締めつけられるタイプも一定の割合で存在すると報告されています。妊娠中は椎間板そのものより、骨盤の傾きと殿部の緊張が主役になりやすいのが特徴です。
ここで大切なのは、「どこで坐骨神経が締めつけられているのか」を見極めることです。深殿部症候群の総説でも、丁寧な問診と身体の評価で締めつけ部位を絞り込むこと、そして原因の特定が遅れると痛みの感じ方そのものが強まってしまうことが指摘されています。妊婦さんの坐骨神経痛は「湿布と安静」だけで待つのではなく、どこが原因かを見極める視点が要ります。
内臓が押し上げられ、横隔膜が動きにくくなる——つわりと呼吸の浅さ
次に、つわりと呼吸の浅さです。これは骨盤ではなく、上のほう——横隔膜と内臓の話になります。
横隔膜は、胸とお腹を仕切っているドーム状の大きな筋肉で、呼吸の主役です。息を吸うとき横隔膜が下へ下がり、肺がふくらみます。ところが妊娠が進むと、大きくなった子宮が胃や腸を上へ押し上げ、その内臓が横隔膜を下から突き上げるかたちになります。
すると横隔膜が本来のように下がりにくくなり、一回の呼吸で入る空気の量が減ります。これが「妊娠前より呼吸が浅い」「少し動くと息切れする」という感覚の背景です。
そして横隔膜のすぐ下には胃があります。胃と食道のつなぎ目(噴門部)は横隔膜が通り道になっていて、横隔膜の動きが硬くなると、胃の入り口の締まりや胃の動きにも影響が及びます。妊娠中のつわり・胃のむかつき・逆流感には、ホルモンの影響に加えて、この横隔膜と胃の位置関係の変化が重なっていると私たちは診ています。
さらに横隔膜は、自律神経とも密接に関わります。深くゆっくり息を吐けているとき、体はリラックスした状態(副交感神経が優位)に傾きます。逆に横隔膜が動きにくく呼吸が浅いと、体は緊張しやすく、つわりの不快感や吐き気を強く感じやすくなります。つわり・呼吸の浅さ・自律神経の乱れは、横隔膜という一つの筋肉を通じてつながっているのです。
逆子——子宮まわりの緊張と左右差という視点
逆子(骨盤位)は、赤ちゃんの頭が上、お尻が下を向いている状態です。多くは自然に回転して頭が下になりますが、妊娠後期になっても戻らないと帝王切開が検討されます。
逆子がなぜ起こるかには分かっていないことも多いのですが、赤ちゃんが回転するためには、子宮の中に十分なスペースと、赤ちゃんが動きやすい環境が必要です。私たちは、子宮を支える靭帯の左右差、骨盤まわりの筋肉のかたより、そして先ほどの横隔膜の硬さによる体幹の窮屈さが、赤ちゃんの回転しやすさに関わりうると考えています。骨盤や横隔膜の緊張をゆるめて体全体の余裕をつくることは、赤ちゃんが自分で回転しやすい状態を後押しすることにつながります。
このように、腰痛・坐骨神経痛・つわり・逆子は別々の問題ではなく、「骨盤・靭帯・横隔膜・内臓・自律神経」という一つのつながりの中で起きています。だからこそ、痛い場所や気になる部分だけを見るのではなく、体全体を一つのつながりとして整える視点が必要になります。この「全身を一つのつながりとして捉える」という考え方は、私がフランスの専門学校で学んでいるオステオパシー(内臓や関節の動きに着目する国際基準の徒手療法)の中心にある見方です。整体という手段を通じて、この全体のつながりに働きかけていくのが、マタニティ整体の本質です。
リラキシンという“ゆるめるホルモン”がすべての土台にある
ここまで何度か触れたリラキシンについて補足します。リラキシンは妊娠中に多く分泌されるホルモンで、出産に向けて骨盤まわりの靭帯をゆるめ、産道を広げる働きをします。これは出産のために欠かせない、自然で必要な変化です。
ただ、リラキシンは骨盤だけをピンポイントでゆるめるわけではなく、全身の靭帯に作用します。だから足首や手首の関節もゆるみやすくなり、体全体が「不安定になりやすい時期」に入ります。仙腸関節がぐらつきやすくなるのも、恥骨のあたりが痛みやすくなるのも、この全身的なゆるみが土台にあります。
つまり妊娠中の不調は、「体が弱っている」のではなく、「出産のために体が変化している最中で、その変化に対応しきれていない」状態です。ここを理解すると、マタニティ整体が何をしているのかが見えてきます。整体は、この自然な変化を止めるのではなく、変化に体がうまく対応できるよう、負担のかかり方そのものを整えているのです。
ネイチャーボディ鍼灸整体院が妊婦さんの体で実際に診ているポイント

ここからは、ネイチャーボディ鍼灸整体院で私が実際に妊婦さんの体を診るとき、どこをどの順番で確認しているかをお伝えします。
私はまず、痛みが出ている場所そのものよりも、その上流と下流を確認します。たとえば「お尻から足にかけての坐骨神経痛」でいらした方でも、いきなりお尻を触るのではなく、骨盤の左右の傾き、仙腸関節の動き、そしてどちら側の重心のかかり方が変わっているかを見ます。妊娠中は片側だけに痛みが出る方がとても多く、それはその側にバランスの崩れが集中しているサインだと捉えています。片側だけの坐骨神経痛は、多くの場合その側の骨盤・殿部に原因があります。
次に必ず確認するのが呼吸です。横隔膜が動いているかどうかで、腰の緩み方も、つわりのつらさも変わってくると感じています。息を吐かせながら背中やお腹に触れると、横隔膜が硬い方は明らかに手の下の動きが乏しい。ここが硬い妊婦さんは、腰も緩みにくく、胃の不快感も出やすい傾向があります。だから私は、腰やお尻の施術と並行して、必ず呼吸と横隔膜まわりを整えます。
もう一つ大切にしているのが、過去の捻挫や怪我の歴です。ご本人はもう忘れているような昔の足首の捻挫が残っていると、片側の体重の乗り方が変わり、それを骨盤や腰でずっと吸収していることがあります。妊娠でその負担がさらに増えて、腰痛や坐骨神経痛として表面化する。だから問診では、必ず昔の怪我のことまでうかがいます。
そして、内臓と背骨のつながりです。私は動画でもよくお話ししていますが、姿勢が崩れると内臓が圧迫され、内臓の膜(ファシア)が硬くなって、それが逆に腰や背中を引っ張り返すことがあります。妊娠中は子宮が内臓を押し上げるぶん、このつながりがより強く出ます。つわりや胃の不快感を訴える妊婦さんには、胃を包む膜や横隔膜の付着部にあたる、背骨の胸椎から腰椎の移行部をていねいに確認します。
こうして骨盤・呼吸・過去の怪我・内臓のつながりを一通り見てから、いま一番負担がかかっているところに、体位に配慮しながらやさしく手を入れていきます。妊婦さんの整体では、痛い場所を強く押すことは決してしません。強く押せば筋肉はかえって硬くなり、体も緊張します。私が学んでいるオステオパシーの考え方でも、力で押さえ込むのではなく、体が本来の動きを取り戻すのを手伝うのが基本です。整体でやさしく骨盤と呼吸を整え、必要に応じて鍼灸を組み合わせて、体全体をゆるめていきます。
私がこの見立てにたどり着いたのは、鍼灸師として臨床に21年立ち、延べ16万回の施術をしてきた積み重ねと、いまもフランスの専門学校で国際基準の徒手療法を学び続けているからです。妊娠中の体は毎回状態が違うからこそ、「これで正解」と思わず、学び続けることが欠かせないと考えています。
なぜ他ではよくならなかったのか
「マッサージに行ったけれど翌日には戻ってしまう」「湿布を貼っても変わらない」「病院では様子を見ましょうと言われるだけ」——こうした声を、妊婦さんからよく聞きます。理由は、これまで受けてきたケアが、多くの場合「痛い場所そのもの」だけに向けられていたからだと考えています。
腰が痛いから腰を揉む、お尻が痛いからお尻をほぐす。これは一時的には楽になりますが、原因である骨盤の不安定さや反り腰、横隔膜の硬さが変わっていなければ、同じ負担が同じ場所にかかり続け、すぐに戻ってしまいます。前の章で述べたとおり、妊娠中の痛みは連鎖の“結果”として現れるので、結果だけを追いかけても追いつかないのです。
もう一つ、妊娠中特有の事情として、「妊婦さんへの対応に慣れた施術者が少ない」ことがあります。妊娠中はうつ伏せがとれない、強い刺激は避けたい、体位に配慮が必要——こうした制約の中で、どこに原因があるかを見極めて安全に整える技術は、経験がないとなかなか身につきません。だからこそ、妊娠中のケアは施術者選びが重要になります。
ここで一つ、正直にお伝えしたいことがあります。日本では、オステオパシーやカイロプラクティックに国家資格の制度がありません。つまり、学校で正式に学んでいなくても「オステオパシー」を名乗れてしまうのが実情です。だからこそ、施術者を選ぶときは、どこで・どれだけ学んだのかを確認していただきたいと思っています。私が持っている国家資格ははり師・きゅう師で、そのうえでフランスの専門学校に実際に通い、国際基準のオステオパシーの課程を学び続けている最中です。
私は、施術者は臨床に立ち続けるかぎり学び続けるのがマストだと考えています。日本には、検査で異常がないのに不調が続き、良くならないまま放置されている方が少なくありません。その背景には、学びを止めてしまった施術のやり方があると感じています。21年やってきた今も、わざわざフランスへ学びに行っているのは、日本の徒手療法が国際基準にまだ追いついていない部分があると実感しているからです。妊娠という、母体と赤ちゃんの両方に関わる時期だからこそ、この姿勢を曲げたくないと思っています。
自宅でできる安全なセルフケア

整体で体を整えるのと並行して、ご自宅でできる無理のないセルフケアをお伝えします。妊娠中は体調に波があるので、必ず「気持ちいい」「楽になる」と感じる範囲でおこない、少しでも張りや痛み、違和感が出たらすぐに中止してください。
1. ゆっくり長く吐く呼吸(横隔膜のケア)
横隔膜をやわらかく保つ、最も安全で効果的なケアです。楽な姿勢で座るか、横向きに寝ます。鼻から4秒かけて吸い、口から6〜8秒かけてゆっくり長く吐きます。吐くときにお腹と肋骨がしぼんでいくのを感じてください。1日に数回、1回あたり5〜6呼吸で十分です。呼吸を深くすることは、つわりのつらさや呼吸の浅さ、自律神経の緊張をやわらげる助けになります。
2. 四つばいでの背骨のゆらし(キャット&カウの軽い版)
四つばいになり、息を吐きながら背中を軽く丸め、息を吸いながら背中の力をふっと抜く。これをゆっくり数回。お腹を強く反らせる必要はなく、腰まわりがふわっとゆるむ程度で十分です。四つばいの姿勢は、お腹の重みが下に逃げるので、逆子の妊婦さんが体をゆるめるのにも取り入れやすい姿勢です。ただし逆子の体操は自己判断でおこなわず、必ず産科の先生の指示のもとでおこなってください。
3. 横向きで足の間にクッション(骨盤の左右差ケア)
寝るときは横向きになり、上の膝の下にクッションや抱き枕を挟みます。こうすると骨盤のねじれがやわらぎ、仙腸関節や殿部への片寄った負担が減って、寝返りのたびに目が覚めるつらさが軽くなります。
いずれも「頑張る」ものではありません。強いストレッチや、お腹に力を入れる腹筋運動、うつ伏せは避けてください。セルフケアはあくまで補助で、原因の見極めと構造の調整は、妊婦さんに慣れた施術者にご相談いただくのが安全です。
こんなときは、まず医療機関を受診してください

マタニティ整体は、あくまで医療を補うものです。次のような症状があるときは、整体より先に、必ず産科・産婦人科などの医療機関を受診してください。緊急の場合は救急を利用してください。
- 性器からの出血がある
- お腹が規則的に強く張る、または張りが続く
- 破水した、またはそれを疑う水っぽいものが出た
- 激しい腹痛・下腹部痛がある
- 胎動が急に減った、または感じられない
- 強い頭痛・目のちらつき・急なむくみ(妊娠高血圧症候群の可能性)
- 発熱を伴う痛みや体調不良
- 足の片側だけが急に腫れて痛む(血栓の可能性)
- 排尿・排便のコントロールがきかない、足に力が入らない
これらは母体と赤ちゃんに関わるサインで、整体で対応する領域ではありません。判断に迷うときも、まず医療機関にご相談ください。私たちは、範囲を超えると判断した場合は、はっきりと受診をおすすめします。医療と対立するのではなく、医師が扱う領域と、整体が扱える機能的な領域を、きちんと分けて考えています。
つらさを一人で抱えず、体を整えるという選択を
妊娠中の腰痛・坐骨神経痛・つわり・むくみ・逆子の不安は、「がまんするもの」ではなく「整えられるもの」です。これらの多くは、骨盤が開き、内臓が押し上げられ、靭帯がゆるむという妊娠中の自然な変化に、体がまだ対応しきれていないことから起きています。
薬や手術に頼れない時期だからこそ、体の内側の負担のかかり方そのものを、やさしい整体で整えるという選択肢があります。ネイチャーボディ鍼灸整体院では、骨盤・呼吸・内臓のつながりを一つひとつ確認しながら、妊婦さんと赤ちゃんに負担のない形で、体が快適に過ごせる状態づくりをお手伝いしています。そして妊娠中から整えておくことは、出産のスムーズさや産後の回復にもつながっていきます。
「もう少し、体が楽だったら」「出産が近いけれど、まだ整えられるかな」——そう感じている方は、一人で抱え込まず、一度ご相談ください。逆子・マタニティケアの専用ページや、LINE・お電話でのご相談もお待ちしています。出産までの大切な時間を、少しでも安心して過ごしていただけるよう、私たちが伴走します。
この記事を書いた人

山﨑由浩/ネイチャーボディ鍼灸整体院 代表。はり師・きゅう師(国家資格)。臨床歴21年・延べ16万回の施術・開業14年。日本と中国で東洋医学を21年実践してきました。
現在は、フランスの専門学校で国際基準の徒手療法であるオステオパシーを学んでいる在学中で、国際ライセンス(D.O.)は未取得・取得を目指して学び続けている段階です。
なぜ21年やった今も、わざわざフランスまで学びに行くのか。それは、日本の徒手療法が国際基準にまだ追いついていない部分があると、臨床の現場で痛感しているからです。検査で異常がないのに不調が続き、良くならないまま放置されている方が、日本にはたくさんいます。臨床に立ち続けるなら、施術者は学び続けるのがマストだと私は考えています。妊娠という母体と赤ちゃんの両方に関わる時期こそ、その姿勢を大切にしたいと思っています。「世界基準の徒手療法 × 日本が世界に誇る鍼灸」で、青葉台から一人でも多くの方のお役に立てるよう努めています。
参考文献
- WHO. WHO guideline for non-surgical management of chronic primary low back pain in adults in primary and community care settings. 2023. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK599216/
- Qaseem A, et al. Noninvasive Treatments for Acute, Subacute, and Chronic Low Back Pain: A Clinical Practice Guideline From the American College of Physicians. Ann Intern Med. 2017. PMID: 28192789
- NICE. Low back pain and sciatica in over 16s: assessment and management (NG59). 2016 (updated 2020). https://www.nice.org.uk/guidance/ng59
- Mu J, et al. Acupuncture for chronic nonspecific low back pain. Cochrane Database Syst Rev. 2020.
- Martin HD, et al. Deep gluteal syndrome. J Hip Preserv Surg. 2015.
- Rubinstein SM, et al. Benefits and harms of spinal manipulative therapy for the treatment of chronic low back pain. BMJ. 2019. PMID: 30867144
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