青葉区の整体なら「ネイチャーボディ鍼灸整体院」

著者:ネイチャーボディ鍼灸整体院 代表 山﨑由浩

「どこに行けばいいのか分からない」——腰痛・肩こりで検索されたあなたへ

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「腰痛がなかなか良くならない」「肩こりで整体を探しているけれど、カイロプラクティックとオステオパシー、それに整体まであって、いったい何が違うの?」——そんな疑問を抱えて、この記事にたどり着いた方が多いのではないでしょうか。

ネットで調べても専門用語ばかりで、結局よく分からない。次のような状態に、心当たりはありませんか。

  • カイロプラクティック・オステオパシー・整体・鍼灸、名前が多すぎて違いが分からない
  • 「バキバキ鳴らされそうで怖い」と感じて、一歩踏み出せない
  • 自分の腰痛や肩こりに、どれが合っているのか判断できない
  • とりあえず近所の整体に行ってみたけれど、いまいちピンとこなかった
  • 病院では「異常なし」と言われたのに、痛みや重さが続いている

この記事では、カイロプラクティックとオステオパシーがそもそも何を大切にしている手技療法なのか、その考え方と施術スタイルの違いを整理したうえで、「腰痛・肩こりで結局どこに相談すればいいのか」という現実的な選び方まで、できるだけ患者さん目線でお伝えします。

先に結論をお伝えします。名前で選ぶより、中身で選ぶ。これがこの記事で一番お伝えしたいことです。そして、その「中身」とは何なのかを、体の仕組みと、私が21年の臨床で実際に診てきたことの両面から、丁寧にほどいていきます。

書いているのは、ネイチャーボディ鍼灸整体院 代表の山﨑由浩です。はり師・きゅう師の国家資格を保有し、臨床歴は21年、これまで延べ16万回の施術に携わってきました。青葉台で整体院を開業して14年になります。今もなお、国際基準の徒手療法を学ぶためにフランスの専門学校に通っている在学中の身です。なぜ21年やった今も学びに行くのか——それも含めて、この記事の中でお話しします。

カイロプラクティックとオステオパシーの違いを、体の仕組みから理解する

全身のつながりを診る施術

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ここがこの記事の心臓部です。両者の違いを「名前の暗記」ではなく、体のどこを・どう捉えているかという中身から理解していきましょう。ここを掴めば、あとの選び方はぐっと分かりやすくなります。

両者に共通していること

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まず、カイロプラクティックもオステオパシーも「薬や手術とは異なるアプローチとして、手で体を整えることを目的とする」という点は共通しています。どちらも手技療法(=徒手療法。手で行う施術全般のこと)の仲間です。整体もこの大きな枠の中に入ります。だからこそ混同されやすいのですが、生まれた背景と着目するポイントに違いがあります。

カイロプラクティックが着目するもの——背骨と神経

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カイロプラクティックは19世紀末のアメリカで生まれた手技療法です。特に背骨(脊椎)と神経系の関係に着目するのが特徴とされています。

なぜ背骨なのか。ここは、私が施術で大切にしている見方とも重なるので、少し掘り下げます。私たち人間は脊椎動物、つまり背骨を中心に体を営む生き物です。脳から出た命令は背骨(脊柱)を通って手足へ伝わり、手足を正しく動かすことができます。逆に言えば、背骨のどこかがうまく動かなくなると、そこから出ている神経の働きにも影響が及びうる——これがカイロプラクティックの発想の土台です。背骨の関節の動きの悪さやズレ(一般に「サブラクセーション」と呼ばれます)が神経の働きに影響し、体の不調につながる、という考え方が基盤にあります。

施術としては、背骨や骨盤の関節に対して短く素早い圧を加える「アジャストメント」という矯正がよく知られています。関節が「ポキッ」と鳴るイメージを持つ方が多いのは、このためです。ただし、実際には力の入れ方や手技には幅があり、すべてのカイロプラクターが強い矯正を行うわけではありません。

オステオパシーが着目するもの——体全体のつながり

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オステオパシー(体を一つのつながりとして捉える、19世紀のアメリカで確立した手技の体系)も同じくアメリカで生まれましたが、こちらは体を一つのつながった全体として捉えるという視点が特徴です。骨格だけでなく、筋肉・筋膜(体を包む膜組織)・内臓・体液の循環まで含めて、体全体のバランスを整えようとします。

この「つながり」という発想を、体の仕組みで具体的に見てみましょう。鍵になるのが筋膜(ファシア)です。筋膜は、筋肉だけでなく内臓も包み、全身に張り巡らされた一枚の膜のようなネットワークです。私はよく患者さんに「筋膜のつながりは、カーテンを引っ張ると端が動くのと一緒です」とお話しします。お腹側のある一点が硬く縮むと、その引っ張りが膜を伝わって離れた場所——たとえば腰や首——に届く。だから、痛い場所そのものには原因がない、ということが起こりうるのです。

もう少し解剖名を出して段階で追ってみます。たとえば右の上腹部には肝臓や胆のうがあり、それらは大きな膜で背中側とつながっています。この膜の緊張が強まると、背中側を引っ張り、腰の一点に負担が集中する。すると本人は「腰が痛い」としか感じないのに、大元は内臓まわりの膜の緊張だった——という連鎖です。オステオパシーの「離れた場所のつながりから不調が生じる」という発想は、こうした膜のネットワークを前提にしています。

ただし、ここで一つ、正直に線を引いておきます。内臓や筋膜そのものへのアプローチについては、有効性を示す質の高い研究はまだ乏しいのが現状です。これは臨床で私が「こう診ている」という見立てとしては語れますが、「研究で効果が証明されている」とは言えません。この違いは大切なので、あとの章でも改めて触れます。

どちらが優れているのか——ここは正直に

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「では、カイロとオステオパシー、どちらが効くの?」と聞きたくなると思います。ここは誠実にお答えします。

両者を直接比較して、どちらが優れているかを言える質の高い研究は存在しません。それぞれ別々に評価されていて、効果の大きさはどちらも小さめから中くらい、研究の確実性も高くはない、というのが今の到達点です。ですから、この記事で「オステオパシーのほうが優れている」とも「カイロのほうがいい」とも書くことはできません。

それぞれについて分かっていることを、数字を読者の言葉に翻訳しながらお伝えします。

脊椎マニピュレーション(カイロプラクティックの中心手技)については、2026年に発表されたコクランレビュー(質の高い研究をまとめた国際的なレビュー)があります。慢性腰痛の成人を対象に、偽の手技と比べると、施術1か月後に痛みがわずかに減り、体の機能は中くらい改善したと報告されています。ただし著者は「エビデンスの確実性は低い」としています。研究ごとに設定・術者・手技・回数がバラバラで、結果のばらつきが非常に大きいためです。

また、47試験・9,211名を解析した2019年のBMJ(英国の医学誌)の研究では、脊椎マニピュレーションは推奨される他の治療法と同等の短期的な痛みの軽減で、機能はわずかに良い程度でした。そしてこの研究の著者は「手技には有害事象のリスクがあることを患者さんに伝えるべきだ」と明記しています。これは選ぶ側として知っておいてほしい大切な一文です。

オステオパシーについては、9つの系統的レビュー・55試験・3,740名をまとめた2022年のBMJ Openのオーバービューで、急性・慢性の腰痛、慢性の首の痛み、慢性の非がん性の痛みで、比較対照より痛みと機能を改善したと報告されています。一方で、小児・頭痛・過敏性腸症候群については結論が出ていないとされています。2025年の27の系統的レビューをまとめたオーバービューでも、筋骨格の領域では有望だが、それ以外は限定的という点で結論が揃っています。

つまり、カイロもオステオパシーも「筋骨格の不調では役に立つ場面がある、ただしそれ以外は限定的」という、似た到達点にあるのです。

資格・制度の違い——日本の現状を正直に

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ここは患者さんが最も誤解しやすい、そして最も大切なポイントです。アメリカやヨーロッパの一部の国では、カイロプラクティックやオステオパシーが国家資格として制度化されています。ところが、日本では現在、これらは国家資格として法制度化されていません。

これは何を意味するか。看板に「カイロプラクティック」「オステオパシー」「整体」と書かれていても、施術者がどこで・どれだけ学んだかには、かなりの幅があるということです。極端に言えば、学校に通っていなくても名乗れてしまう。だからこそ、施術者を選ぶときは、名前ではなく「どこで、どれだけ学んだのか」を確認していただきたいと私は思っています。これはあとの章で改めてお伝えします。

「整体」との関係

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「整体」は、日本で手技による施術全般を指す幅広い言葉です。カイロプラクティックやオステオパシーの手技を取り入れている整体院もあれば、独自の手技を用いる整体院もあります。整体という言葉自体が広いので、「整体に行く=こういう施術を受ける」と一概には言えないのです。ネイチャーボディ鍼灸整体院でも、特定の一流派だけに固執せず、その方の体の状態に合わせて手技を組み立てる整体を行っています。

私が臨床で実際に診ているポイント——「痛い場所」だけを見ない

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ここからは、「どの流派か」という枠組みを少し離れて、私・山﨑由浩が実際の施術現場で確認していることをお伝えします。カイロプラクティックとオステオパシーの違いに迷っている方にとって、判断の軸になる考え方だと思います。

痛みは「結果」でしかない

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私が21年、一貫して大切にしているのは、痛みが出ている場所は“結果”であって、原因は別の場所にあることが少なくないという視点です。

体は建築物に似ています。土台が骨盤、柱が背骨、屋根が頭部。土台が傾けば、その歪みは柱を伝い、屋根の位置までズレていく。そして本人が「痛い」と感じるのは、たいてい一番しわ寄せが集まった場所です。たとえば私は、繰り返す腰痛の方を診るとき、腰そのものはあまり見ません。見るのは股関節と足首です。特に注目するのが、昔の捻挫です。ご本人はもう忘れていることが多いのですが、過去の足首の捻挫が残っていると、片側だけ体重の乗り方が変わります。その偏りをずっと腰で吸収し続けている。だから腰を揉んでも翌日には戻ってしまうのです。

これは「右足首の動きが悪くなったことで骨盤の動きに影響し、その結果として腰に負担がかかっている」という連鎖の一例です。腰痛だから腰だけ、肩こりだから肩だけをほぐしても、なかなか変化が続かない。そういう経験がある方は、原因が別の場所にある可能性を一度考えてみる価値があります。この「体をつながりで捉える」発想は、先ほどのオステオパシー的な見方に近いともいえます。

呼吸と横隔膜を必ず見る

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もう一つ、繰り返す腰痛の方に共通して見つかるものがあります。それは呼吸です。横隔膜(肺の下にあるドーム状の呼吸の筋肉)がしっかり動いていない方は、腰が緩みません。息を吐かせながら腰に触れると、明らかに戻り方が違うのです。姿勢が崩れると胸郭(肋骨まわり)の動きが悪くなり、呼吸が浅くなる。呼吸が浅くなると横隔膜が働かず、腰の深部が緊張したまま——という連鎖です。だから私は、腰痛の方にも必ず呼吸と背中・肋骨の動きを確認します。

「病理」と「機能障害」を分けて考える

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私は、不調を考えるうえで「病理」と「機能障害」を明確に分けて捉えています。ここは選び方の核心なので、しっかりお伝えします。

病理とは、骨・関節・靱帯などの組織が傷ついたり、構造そのものが変化している状態です。レントゲンやMRIで確認できることが多く、医療機関での治療が必要になる場合があります。

機能障害とは、組織は壊れていないものの、関節の動きが悪い・筋肉がうまく働いていない・体のバランスが崩れている、といった「本来の動きや働きができていない」状態です。

病院の検査で「異常なし」と言われても痛みや違和感が続く場合、この機能障害が背景にあることがあります。実際、「検査では問題ないと言われたのに不調が続く」という方は、ネイチャーボディ鍼灸整体院にも本当に多くご相談にいらっしゃいます。カイロプラクティックであれオステオパシーであれ整体であれ、手技療法が力を発揮しやすいのは、まさにこの機能障害の領域です。逆に病理そのものは、手技で治すものではありません。この線引きを持っているかどうかが、信頼できる施術者かを見分ける一つの物差しになります。

体の傾向は人それぞれ——だから手技を合わせる

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体にはいくつかの傾向(タイプ)があり、それによって合う施術の組み立ても人それぞれ異なると私は考えています。がっちりした体格で一見強そうに見える方でも、実は強い刺激が合わず、やさしい手技のほうが結果が出ることがあります。血圧が高めの傾向がある方には、施術前に確認を大切にすることもあります。逆に、神経が繊細で刺激に敏感な方には、温めながらのゆっくりした手技や鍼灸が合うこともあります。

つまり、「カイロだから正しい」「オステオパシーだから優しい」という単純な話ではありません。あなたの体の状態に合わせて手技を選ぶこと。それこそが本質だ、というのが私の考えです。

なぜ、他でよくならなかったのか

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「マッサージに行っても、その場はいいけどすぐ戻る」「湿布を貼っても変わらない」「整体を何軒か回ったけど改善しない」——こういう声を、私は数えきれないほど聞いてきました。なぜでしょうか。

一つは、痛い場所だけを触っているからです。先ほどお伝えした通り、腰痛の原因が足首や股関節、あるいは背中の硬さや呼吸にある場合、腰だけを揉んでも大元が変わりません。だから翌日には戻る。強く揉むほど、筋肉はかえって硬くなることもあります。筋肉は傷つけば傷つくほど身を守ろうとして硬くなるからです。

もう一つ、これは日本の手技療法が抱える構造的な問題だと私は考えています。日本には、カイロプラクティックやオステオパシーの国家資格制度がありません。だから、学び続けていない施術者でも名乗れてしまう。その結果、患者さんが良くならないまま何軒も回ることになる——この現実に、私ははっきりと問題意識を持っています。

私は、施術者は臨床に立ち続ける限り、最後まで学び続けるべきだと考えています。施術家の手は、ワインや木工と同じで、育てるほどできることが増えていく。私の曾祖父は宮大工でしたが、20歳・40歳・60歳で見える景色が違うと言っていました。体を「土台から観る」という見方は、その曾祖父から受け継いだものです。だから私は、21年やってきた今もなお、わざわざフランスの専門学校に通って国際基準の徒手療法、つまりオステオパシーの課程を学び続けています。日本の徒手療法は、まだ国際基準に追いついていない部分があると感じているからです。この「学び続ける」姿勢は、原因を見極めるという私の臨床の軸と、まっすぐつながっています。

ですから、他でよくならなかった方に伝えたいのは、「あなたの体が悪いわけでも、諦めるべきでもない」ということです。原因の見立てが合っていなかっただけかもしれません。

自宅でできる、安全なセルフケア

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施術に通うかどうかを検討する前に、まず自分でできることから始めたい、という方も多いと思います。腰痛や肩こりに対して、無理なく取り入れられる範囲のセルフケアをご紹介します。

  • こまめに姿勢を変える:長時間同じ姿勢が続くと、背中や腰まわりが固まりやすくなります。30分〜1時間に一度、立ち上がって軽く体を動かすだけでも負担が変わります。
  • 背中を軽く反らす・胸を開く:デスクワークで前かがみが続く方は、椅子に座ったまま背筋を伸ばし、胸を軽く開いて数秒キープします。背中の硬さは腰痛・肩こり両方の背景になりやすい場所です。反らして痛みが出る場合は無理をしないでください。
  • 息をゆっくり吐く:腰や肩がこわばっているとき、細く長く息を吐くと、横隔膜が動いて深部が緩みやすくなります。5秒吸って、8秒かけて吐く。これを数回、力を抜いて行ってみてください。
  • お風呂で温める:血流が滞ると筋肉や膜が硬くなりやすいため、シャワーだけで済ませず湯船で体を温めることも一つの方法です。
  • 水分をとる:疲労がうまく抜けない背景に、水分不足が関わることもあると私は捉えています。喉が渇く前に、こまめな水分補給を心がけてみてください。
  • 軽い運動習慣:ウォーキングなど無理のない範囲の運動は、体のコンディション維持に役立つと考えられています。実際、慢性腰痛への対応として、施術と運動を組み合わせることが国際的な指針でも重視されています。

やり過ぎには注意してください。 ストレッチやマッサージは「痛気持ちいい」を超えて痛みを我慢するほど行うと、かえって負担になることがあります。動かして症状が強くなる、しびれが出る、といった場合はすぐに中止してください。セルフケアはあくまで日常の負担を減らすための工夫であり、続く不調そのものを解消することを保証するものではありません。

手技療法で選ぶときに確認してほしいこと(施術者の選び方)

体の状態を確認する

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ここまで読んでいただいた方には、もう伝わっていると思います。流派の名前より、施術者の中身で選ぶ。具体的には、次の点を確認してみてください。

  1. 丁寧に検査をするか:痛い場所だけでなく、体全体を見て、どこが原因かを探そうとするか。
  2. 説明があるか:なぜその不調が起きているのか、これから何をするのかを、分かる言葉で説明してくれるか。
  3. 手技を体に合わせて調整するか:強い刺激が不安なら「バキバキしない施術は可能か」を事前に聞いてみてください。
  4. どこで、どれだけ学んだかを確認する:先ほどお伝えした通り、日本ではオステオパシーもカイロプラクティックも国家資格の制度がありません。だからこそ、施術者がどこで課程を学んだのかを確認してほしいのです。私自身は、はり師・きゅう師の国家資格を土台に、今もフランスの専門学校でオステオパシーの課程を学んでいる最中です(国際ライセンスであるD.O.は未取得で、取得を目指している段階です)。

この4つを確認するだけで、「なんとなく看板で選ぶ」失敗はかなり減らせます。

医療機関を受診すべき危険サイン

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手技療法を選ぶ前に、必ず確認してほしいことがあります。以下のような症状がある場合は、整体や鍼灸より先に、整形外科・内科などの医療機関を受診してください。緊急性が高いと感じる場合は救急も検討してください。

  • 突然の激しい痛みで動けない、経験したことのない痛み
  • 手足のしびれ・麻痺があり、力が入らない
  • 足がもつれる、つまずきやすくなった
  • 尿や便が出にくい・漏れるなどの排尿・排便の異常
  • 発熱を伴う腰痛や背中の痛み
  • 安静にしていても痛む、夜間にうずいて眠れない
  • 思い当たらない急激な体重減少を伴う
  • 症状が日を追って急激に悪化している

これらは、骨・関節・神経・内臓などに構造的な問題(病理)が隠れているサインの可能性があります。手技療法は病理そのものを治すものではありません。まず医療機関で「今、危険な状態ではないか」を確認することが、遠回りに見えて最も安全で確実な第一歩です。ネイチャーボディ鍼灸整体院は、医師の診断や医療を否定するものではなく、医療が扱う病理の領域とは別に、機能的な領域を補う立場にあると考えています。

ひとりで抱え込まず、まずは相談を

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カイロプラクティックとオステオパシーの違いに迷っていた方も、「名前より中身で選べばいい」と、少し肩の力が抜けたのではないでしょうか。整体を選ぶときに大事なのは、流派の名前ではなく、丁寧に検査し、体全体を見て、あなたに合わせて手技を調整してくれるかどうか。この順番で考えるのが、遠回りに見えて最も確実です。

腰痛や肩こりは、原因が一つとは限らず、体全体のつながりの中で生じていることも少なくありません。ネイチャーボディ鍼灸整体院では、痛い場所だけでなく体全体を確認し、その方の状態に合わせて整体・鍼灸を組み立てています。私が持つのは、はり師・きゅう師という日本の国家資格。その土台の上に、臨床21年・延べ16万回の経験を積み、さらに世界基準の徒手療法を学び続けている——「世界基準の徒手療法 × 日本が世界に誇る鍼灸」を、あなたの体に合わせてご提案します。

バキバキと強く鳴らす施術が不安な方も、力の加減を体に合わせて調整しますのでご安心ください。「病院では異常なしと言われたけれど不調が続く」という方も、遠慮なくご相談いただけます。

腰痛について詳しく知りたい方は腰痛の症状ページを、肩こりでお悩みの方は肩こりのページもあわせてご覧ください。「自分の症状は相談していいのかな」という疑問がある方は、LINEからお気軽にお問い合わせください。あなたの体に合った選択を、一緒に考えていきましょう。

この記事を書いた人

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山﨑由浩/ネイチャーボディ鍼灸整体院 代表。はり師・きゅう師(国家資格)。臨床歴21年、延べ16万回の施術に携わり、青葉台で開業して14年になります。日本と中国で東洋医学を21年実践してきました。

現在は、フランスの専門学校で国際基準の徒手療法(オステオパシー)を学んでいる在学中の身です。国際ライセンスであるD.O.はまだ取得しておらず、取得を目指して学び続けている段階です。「取得済み」ではありませんので、そこは正直にお伝えしておきます。

なぜ21年やった今も、わざわざ海外まで学びに行くのか。それは、施術家は臨床に立ち続ける限り学び続けるのがマストだと考えているからです。施術家の手は、ワインや木工と同じで、育てるほどできることが増えていきます。宮大工だった曾祖父から受け継いだ「土台から観る」という体の見方を軸に、日本の徒手療法をもう一段、国際基準へ引き上げたい。この記事で機序を最新の研究まで追ったのも、その「学び続ける」姿勢と地続きです。ちなみに私の祖母は102歳、今も自分の足で歩いています。人の体は、正しく手をかければ最後まで応えてくれる——そう信じて、日々臨床に立っています。

参考文献

呼吸と体の動きを確認する

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  • Nim C, et al. Spinal manipulative therapy for adults with chronic low back pain. Cochrane Database Syst Rev. 2026;1(1):CD008112. PMID: 41494147
  • Rubinstein SM, et al. Benefits and harms of spinal manipulative therapy for chronic low back pain. BMJ. 2019;364:l689. PMID: 30867144
  • Dal Farra F, et al. Efficacy and safety of osteopathic manipulative treatment: an overview of systematic reviews. BMJ Open. 2022;12(4):e053468. PMID: 35414546
  • An overview of systematic reviews on the efficacy and safety of osteopathic techniques. J Bodyw Mov Ther. 2025;42:1186-1197. PMID: 40325655
  • WHO guideline for non-surgical management of chronic primary low back pain in adults in primary and community care settings. World Health Organization. 2023. https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK599216/
  • Qaseem A, et al. Noninvasive Treatments for Acute, Subacute, and Chronic Low Back Pain: A Clinical Practice Guideline From the American College of Physicians. Ann Intern Med. 2017. PMID: 28192789


よくある質問(Q&A)

Q. カイロプラクティックとオステオパシー、どちらのほうが痛くない(優しい)ですか?

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一概には言えません。一般にオステオパシーはソフトな手技を含むことが多いとされ、カイロプラクティックは関節を鳴らす矯正のイメージがありますが、いずれも施術者によって力の加減や手法に大きな幅があります。日本ではどちらも国家資格化されていないため、名前だけで刺激の強さは判断できません。強い刺激が不安な方は、事前に「バキバキしない施術は可能か」を確認するのが確実です。ネイチャーボディ鍼灸整体院では、体の状態に合わせて力加減を調整しています。

Q. 費用の相場や考え方を教えてください。

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日本ではカイロプラクティック・オステオパシー・整体は公的医療保険の対象外で、全額自己負担(自費)となります。そのため料金は院ごとに設定が異なります。金額の安さだけでなく、初回に丁寧なカウンセリングや検査を行うか、施術内容やセルフケアの説明があるか、といった「中身」とのバランスで判断するのがおすすめです。安価でも説明が不十分な場合や、逆に高額でも根拠が不透明な場合は、質問して納得してから受けましょう。

Q. どのくらいのペースで通えばいいですか?

やさしい手技での調整

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症状や体の状態によって異なるため、一律の正解はありません。強い痛みがある時期はある程度間隔を詰めて変化を確認しながら進め、状態が落ち着いてきたら間隔を空けていくのが一般的です。ネイチャーボディ鍼灸整体院では、約1か月間、症状なく良い状態を保てることを「卒業」の目安にしています。その後は月1回・2か月に1回など、生活リズムに合わせてメンテナンスに切り替える方もいます。無理に通院をおすすめすることはありません。

Q. 整形外科と、整体・カイロ・オステオパシーはどう使い分ければいいですか?

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まず、危険サイン(激しい痛み・しびれや麻痺・発熱・排尿排便の異常・夜間痛など)がある場合や、原因をはっきりさせたい場合は整形外科などの医療機関が先です。レントゲンやMRIで構造的な問題(病理)を確認できます。検査で大きな問題がなく、それでも動きの悪さや張り・バランスの崩れによる不調(機能障害)が続く場合に、手技療法が選択肢になります。両者は対立するものではなく、見ている領域が違うと考えると使い分けやすくなります。

Q. マッサージ店に行くのと何が違うのですか?

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リラクゼーション目的のマッサージは、その場で筋肉をほぐして気持ちよさや一時的な軽さを得ることが主な目的です。一方、カイロプラクティックやオステオパシー、ネイチャーボディ鍼灸整体院の整体などの手技療法は、痛い場所だけでなく、なぜその不調が起きているのか(原因や体のつながり)を検査で確認し、体の動きやバランスを整えることを目指します。「ほぐしてもすぐ戻る」という方は、原因へのアプローチという視点で選び直すのも一つの方法です。

Q. 何年も続いている慢性的な腰痛でも相談していいですか?

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はい、ご相談いただけます。長く続く腰痛は、痛い場所だけでなく、背中の硬さ・呼吸の浅さ・過去の足首の捻挫・姿勢など、体全体のつながりの中で生じていることがあります。ただし、まだ医療機関で検査を受けたことがない場合や、最近になって痛みの性質が変わった・悪化しているといった場合は、先に医療機関で確認しておくと安心です。検査で大きな問題がないと分かったうえで続く不調については、整体や鍼灸が向き合える領域があります。

Q. カイロプラクティックの「ポキッ」と鳴らす矯正は危なくないのですか?

施術前の触診

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多くの場合は問題なく行われていますが、リスクがゼロというわけではありません。47試験・9,211名を解析した2019年のBMJの研究では、脊椎マニピュレーションについて「有害事象のリスクがあることを患者さんに伝えるべきだ」と著者が明記しています。首への強い矯正など、部位や方法によっては注意が必要です。不安がある場合は、鳴らさないソフトな手技での対応が可能かを事前に確認することをおすすめします。強い刺激が体に合わない方もいます。

Q. 「オステオパシー」を名乗っていれば、きちんと学んだ施術者ということですか?

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いいえ、そうとは限りません。日本にはオステオパシーの国家資格制度がないため、学校で正式な課程を学んでいなくても名乗れてしまうのが実情です。だからこそ、看板の名前ではなく「どこで・どれだけ学んだのか」を確認していただきたいと思います。海外の専門学校の課程を修めているか、継続して学んでいるか、といった点は、遠慮なく質問してよい情報です。ネイチャーボディ鍼灸整体院の山﨑は、はり師・きゅう師の国家資格を土台に、フランスの専門学校でオステオパシーの課程を学んでいる在学中です。

Q. 鍼灸と整体(手技療法)は、どう違うのですか?併用できますか?

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整体などの手技療法は、関節・筋肉・筋膜・骨格の動きやバランスを手で整えるアプローチです。鍼灸は、鍼やお灸で筋肉のこわばりの反応点や血流を促す点に働きかけ、自律神経の状態にもアプローチします。両者は目的が重なる部分もあり、併用することができます。ネイチャーボディ鍼灸整体院では、凝り固まりが強い場合や自律神経の乱れが背景にある場合に、整体と鍼灸を組み合わせて施術することがあります。どちらか一方に限定せず、体の状態に合わせて選びます。

Q. 施術を受けたあと、その場は良いのにすぐ戻ってしまうのはなぜですか?

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多くの場合、原因の場所に手が入っていないことが理由です。たとえば腰痛の原因が足首や股関節、背中の硬さ、呼吸にある場合、腰だけを揉んでも大元が変わらないため翌日には戻ってしまいます。また、施術で整えても、体の使い方の癖や姿勢がそのままだと元に戻されやすくなります。だからネイチャーボディ鍼灸整体院では、施術に加えて、負担のかかりにくい体の使い方やセルフケアもあわせてお伝えしています。

Q. 痛みがないのですが、メンテナンスとして整体を受ける意味はありますか?

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あります。「痛みがない=体に問題がない」とは限りません。痛みが出る前でも、関節の動きや体のバランス、筋肉の働きに変化が生じていることがあります。日常生活でも体の使い方の癖や負担は少しずつ蓄積します。メンテナンスでは、最近気になる変化がなかったか、体の動きに偏りがないかを確認し、状態に合わせて施術やセルフケアをご提案します。通院ペースは1〜3か月に1回を目安に、生活に合わせてご相談いただけます。

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